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2006年07月07日
初女さんのおむすび
佐藤初女・木戸俊久 著
原 年永 絵
木戸出版(2006.3.15)
A5変形判 68ページ
定価(本体1,200円+税)
みんなが食べてみたいという、森のイスキアの初女さんの
“おむすび”。これは疲れた人、苦しむ人を癒やし励ます、
ふしぎなおむすびの話。
「森のイスキア」をご存じでしょうか。元小学校教員の佐藤
初女さんが、1992年「自然の中に憩いと安らぎの場を」と岩
木山の麓に開設し、以来、この場を中心に、苦しむ人、弱い立
場にいる人をはじめ、助けを求めて訪れるすべての人を迎え入れ、
おいしい手料理と生活を共にすることで元気づけている。この本
は、そんな初女さんのイスキアでの活動を、子どもたちに伝える
ために生まれた絵本。
「一緒に食べることは、深いところでこころが通じ合えるのです。
…食事は、人を変える大きな力を持っているのです」森のイスキア
には、大きな丸テーブルがある。突然のお客さまが一人や二人増え
ても少しずつ詰めてもらえば座ることができる。そして初女さんが
にぎったおにぎりを食べ、人は癒やされていく。「人は受け入れら
れたと感じたとき、大きな癒やしになります。受け入れるとは、答
えを用意しないことです」
巻末には「初女さんのおいしいおむすびの作り方」も載っている。
大人も子どもも絵本を読み進みながら、疲れた心とからだを満たす、
ふしぎな「おむすび」の力に魅了されるはずだ。
投稿者 ken : 2006年07月07日 23:32