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2006年07月07日
食育実践プログラム
中村 修 編著
(社)家の光協会(2006.6.1)
B5判 144ページ
定価(本体2,300円+税)
楽しく取り組みやすい食育プログラムが子どもの食生活、
家族の健康、そして地域を変える!プログラムの実際の授業
の映像、そして指導案や教材などが入ったCD-ROM付きの画
期的な本。
この食育プログラムは、算数の九九のように、すべての教師
がすべての子どもに教えることを目的に開発された。とくに
「食べ物を選ぶ力」「簡単な調理をする力」「元気なからだを
わかる力」を、食育の「基本の技」とし、知識としてだけでなく、
子どもたちに身につけて実践してもらうことを最終目標として
いる。そのため「問題発見」→「技の習得」→「技の実践」と
段階を踏み、また取り組みの前後で子どもたちが何を学んだか、
身につけたかを評価しながら進められる。
問題発見の導入では10年後の自分の夕食の絵を描かせ、そし
て現在の大学生の悲惨な食生活を紹介する。「ここで紹介して
大学生は、食事にお金や時間をかけて大事に食べたい、という
気持ちがなく、料理の技もないので、こんな食事をしています。
この技を身につけることができれば、みなさんの10年後は、
健康にいい豊かな食事をすることができます」。がぜん子ども
たちはやる気がわいてくる。
もちろん食に関するすべての分野を、この本がカバーするわけ
ではない。ただ「食育」で何をまず教えるのか、いまひとつ明確
でない現状に、「これが食育の基本ではないのか」と提示する本
書は、まるでど真ん中に投げられた渾身のストレートのようなさ
わやかな読後感を生む。食育元年ともいえる本年、すばらしい本
が誕生した。
投稿者 ken : 2006年07月07日 23:28