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2006年05月26日
いのちとからだ・健康の学習−児童と性
新版 人間と性の教育 第3巻
いのちとからだ・健康の学習−児童と性
“人間と性”教育研究協議会・編
大月書店(2006.4.20)
A5判 224ページ
定価(本体2,000円+税)
小学校で豊かに性教育を!どこでもだれでも取り組める、
わかりやすい性教育総論と全国の性教育実践11例で構成し
た最新版。
子どもたちの「性」に関する「なぜ」という疑問に、納得
のいく答えを返せる大人はどのくらいいるだろうか。また質問
をはぐらかされれば、性に関することは大人に聞いてはいけ
ないのかなあと、だんだんに子どもは思っていくものだ。
その結果、小学校に入ったころにはもうからだに関する話は
「エロいこと」であり、性に関しても固定観念や偏見、先入観
がすっかりすり込まれてしまっている。
しかし俗悪というしかない性情報や性の商品化がネット経由で
飛び交い、歪んだ性の世界にそのまま組み込まれてしまう危険性
が高い現代こそ、人として豊かに生きる力をつけるための性教育
の基礎の学習が要請されてくるのではないだろうか。
シリーズ第3巻となる本書では、児童期(小学生)になぜ性教育
が必要かといった理論に始まり、生活科、体育(保健)、総合的な
学習、家庭科や学級活動などでの実践例が豊富に掲載されている。
また巻末には、子どもがよく教室で発するような性に関する疑問
や、性的なものがからむ行為について、現場でどう対応していった
らよいのかをQ&A形式でまとめたものもある。これなどもとても
参考になる。
男として女として人間として自分のからだに正面から向き合い、
認め、受け入れ、考える。また教育課程との関連性や系統性、位置
づけなどを探る画期的なシリーズだ。また続刊で「変化するからだ
と心の学習−思春期と性」「性と生の主体者としての学習−青年期
と性」も刊行される。
投稿者 ken : 2006年05月26日 22:31