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2006年02月23日

10代で育てる「じぶん表現力」

思春期の子どもとコミュニケーションする法

10代で育てる「じぶん表現力」

JAMネットワーク・著

主婦の友社(2005.11.30)
A5判 192ページ
定価(本体1300円+税)


 10代は親に反抗しながら自我を確立していくむずかしい年代。
思春期の子どもとコミュニケーションする法を具体的に説明する。

 「べつに」「うっせーな」「ビミョー」こう返されては、思春期
の子どもとのコミュニケーションしようという設定自体に無理があ
るのではと思ってしまう。

 でも大人のように見えて、まだまだ危なっかしい思春期の子ども
たちをまったく放っておいてもよいというわけではない。しかも親
に過干渉されるのを嫌がっている半面で、全然無関心という態度を
とられるのも嫌なのもこの年代だ。では思春期の子どもに届くこと
ばとはどんなものなのだろうか。

 ひと口に思春期といっても幅広く、初期(10〜13歳くらい)、
中期(14〜15歳くらい)、後期(16〜18歳くらい)と三段階
ある。またこの時期のコミュニケーションには、親や大人との
絆を深める方向と、子どもの自立を促す方向との2つの側面から
のアプローチが必要である。

 子どもたちをとり巻く環境は、親世代のころと大きく変わって
きた。携帯電話やインターネット、そして24時間営業のコンビニ
やカラオケ…。子どもたちが未知の危険にさらされている今、子
どもたちの話を聞き、話し合っていける風通しのいい関係がとく
に必要だ。
 またいずれ子どもは巣立ち、「子別れ」の時も来る。その覚悟
も親には必要である。本書を読めば「悩んでいるのはうちだけで
はなかった」と安心し、アプローチには「な〜んだ、こんなこと
でいいのか」と得心もするはず。保護者へのアドバイスや、先生
自身のコミュニケーション術アップにも役立つ1冊だ。

投稿者 ken : 2006年02月23日 21:43

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